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  • 【高速道路】目的の出口を通り過ぎてしまった場合の対処法、「特別転回」って?

    高速道路

    高速道路を運転中に、降りるはずのIC(インターチェンジ)を通り過ぎてしまったことはありませんか?
    焦ってUターンやバックをしてしまうと、逆走してしまい、大事故につながる恐れがあります。高速道路での逆走事故が後を絶ちません。絶対にやめましょう。
    高速道路には、安全に目的地まで戻れる「特別転回」という制度があります。

    特別転回とは?

    特別転回とは、高速道路を運転していて目的のICで降りられなかった場合などに、追加料金なしで戻ることができる制度です。現金でもETCカードの通行でも利用できます。

    特別転回の利用方法
    • 1. 目的のIC出口を通り過ぎてしまった場合、そのまま走行し、次のインターチェンジで降りてください。
    • 2. 降りるIC出口は、「一般」レーンを通行する必要があります。料金の精算前に係員に、降りる予定だったICを通り過ぎてしまった事を伝えます。(ETCを利用の場合は、事前にETCカードをETC車載器から取り出したうえで、「一般」レーンまたは「ETC/一般」レーンに入ってください。)
    • 3. 係員に、ETCカード、または通行券を渡すと「特別転回承認証明書」が発行されます。現金の場合は、通行券に承認印を押してもらいます。ETCだと何も発行されない場合もあります。
    • 4. 目的のICまで戻れるように係員から案内があるので、指示に従ってUターンします。ゲートを出てすぐに反対車線の入り口にUターンできる場合もあれば、一旦一般道路に出てUターンしてから反対車線の入り口まで戻ってくる場合などもあります。
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    • 5. 入り口まで来たら「一般」レーンに入り、「特別転回承認証明書」とETCカード、または承認印を押された通行券を係員に提示すると手続きをしてくれます。
    • 6. 手続き完了後、入り口を通過してからETCカードを車載器へ挿入し、目的のICに向かうことができます。
    特別転回の注意点
    • ・ 特別転回は、すべての高速道路で利用できるわけではありません。係員のいるICでのみ可能で、ETC専用のスマートIC等では利用できません。また、インターチェンジの構造等によっては特別転回に対応していない場合もあります。
    • ・ 特別転回を利用するには、「一般」レーン、または「ETC/一般」を通行する必要があります。「ETC専用ゲート」に入ってしまった場合は、特別転回が利用できません。
    • ・ 特別転回を利用した場合、追加料金は発生しません。

    特別転回の制度を覚えておけば、ICを通り過ぎても慌てずにすみます。安全運転のために、ぜひ覚えておいてください。