白ナンバーの飲酒検査義務化へ

警察庁は、アルコール検知器を使用した飲酒検査を12月1日から義務化すると正式発表しました。
対象は、自社の業務のために荷物を運ぶ白ナンバーの車を使用する事業者です。

半導体不足の影響で探知機の供給が間に合わないとして、2度にわたり延期となっていました。
供給状況の改善が見られたため、１２月から開始する方針を決めました。

アルコールチェック義務の対象が拡大された背景には、令和3年6月に千葉県八街市で、下校中の小学生の列に飲酒運転の白ナンバーのトラックが衝突し、５人が死傷した事故があります。このような痛ましい事故を再び起こさないために、白ナンバーの飲酒検査も義務化されることとなりました。