厚生労働省は、男性の育児参加を促進してきた「イクメンプロジェクト」(平成22年度開始)の後継となる新プロジェクトの名称案について、意見募集を開始しています。
家事・育児分担と働き方改革を推進
「イクメンプロジェクト」は、男性が積極的に育児に関わる社会の実現を目指し、広報活動を展開してきました。その結果、男性の育児休業取得率が30%を超えるなど一定の成果を上げています。
しかしながら、依然として女性に家事・育児の負担が偏っている現状を踏まえ、新プロジェクトでは、男性の育休取得促進に加え、育休取得をきっかけとした男女間の家事・育児分担の見直しや、男性の育児参画を阻害する職場の働き方の見直しを重点的に推進していく方針です。
厚生労働省は有識者の意見などを参考に、以下の6つの名称案を作成し、意見を募集しています。
【新プロジェクト名称案】
- ・【案1】みんオペプロジェクト ~職場も家庭も、脱ワンオペで、みんなで「共育て」に取り組める世の中へ~
- ・【案2】イクシェアプロジェクト ~みんなの働き方を変えて、育児をシェアしやすい世の中へ~
- ・【案3】脱ワンオペ ~職場も家庭も、みんなで育児に取り組む世の中へ~
- ・【案4】 共育(トモイク)プロジェクト ~職場も家庭も、脱ワンオペ。「共に育てる」に取り組める社会へ~
- ・【案5】みんなで両立プロジェクト ~みんなで考える、職場と家庭の両立のミライ~
- ・【案6】その他の名称案
意見募集期間は、令和7年5月16日(金)から令和7年6月5日(木)17時までとなっています。
関心のある方は、ぜひ意見を提出してみてはいかがでしょうか。
引用:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/public/bosyuu/iken/p20250516-01.html